2021.05.21

徹底比較!歌がうまくなりたい。ボイトレするなら【独学vsスクール】どっち?あなたのタイプを診断

歌がうまくなりたい!ボイトレでスクールに通うべきか、悩んでいる人は少なくないと思います。
『独学vsスクール』習い事における永遠のテーマでもあります。

そもそも歌手になれるか、目指すかもどうかも分からないのに、スクールにお金をかけて本当に自分は上手くなるのだろうか。

いや、だからといって独学で簡単に歌ウマになるほど、甘くもないだろうし…と簡単には答えが出せないですよね。
今回はそんなあなたのお悩みを解決すべく、独学とスクールを徹底比較していきます!

独学vsスクール、比較するその前に!

独学、スクールそれぞれにメリット・デメリットがありますが、あなたに合うか合わないかはあなたの状況や思考によっても大きく左右しますので、まずは自分の状況について改めて確認してみましょう。

1.そもそもボイトレの目的は?

「歌がうまくなりたい」「歌手になりたい」「音痴を治したい」といった目的が多いのではないのでしょうか。あなたの目的は何ですか?
「うまくなりたい」方の中でも殆どが、歌を特技にしたい、人から褒められたい、プロ並みに上達したいと思うでしょう。

でも中には、『憧れのあの歌手のビブラートを習得したい』と習得したいテクニックが決まっている、または『カラオケの採点機能で98点以上を出したい』と上達の基準が人の耳ではなく自分の耳や機械の場合、そういった方には「独学」をオススメします。
自分の耳や機械で判断できるのであれば、毎月お金を払ってまでスクールに通う必要はありません。

2.習い事にかける予算は月々どれくらいですか?

多少なりとも、何かを習うにはコストがかかります。今の生活を考えたうえでいくらの予算をかけられるか考えてみましょう。

3.ご自身の性格について

マイペースなタイプですか?自身でモチベーションをあげられますか?性格によって向き不向きがあります。

ボイトレスクールといっても、様々な業態があります。グループレッスン、マンツーマンレッスン、オンラインレッスン、短期集中、またスクールの規模も個人教室から大規模な歌手養成スクールまで、レッスンの内容やレッスン料もピンキリです。

この記事ではスクールの規模は区別することなく、レッスン形態はマンツーマンレッスンでのお話をさせていただきます。

スクールの3つのメリットとデメリット

スクールのメリット①あなたに適したレッスンをしてもらえる

例えば、体調が悪くなって、それに効きそうな薬を飲んでみたものの、症状が続く。
結局、病院に行って処方してもらった薬ですぐ治った。そんな経験はありませんか?
それと同じで歌も、その人に効果的なトレーニングはその人の状態によって異なるのです。みんな同じではありません。その正しい知識がスクールなら迷わず手に入る。すなわち、あなたに適した指導をしてもらえる、これが最大のメリットです。

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私も昔、経験しました。低音が苦手だと感じ、低音の際、声帯振動を意識しすぎてたせいで、逆に声帯に力みを与え、振動の邪魔をしていたようで響きのトレーニングをしてもらうことで、すんなり低音が響くようになりました。
プロの講師なら経験豊富なので、原因と改善法を即座に修正してもらえました!

スクールのメリット②疑問点などすぐに解決することが出来る

歌は自分そのものが楽器となる為、感覚や感じ方の違いもあり、ボイトレをしているとたくさん疑問が生まれてきます。その時にすぐ質問出来て、解決できるので、間違ったままクセがついてしまったりすることを避けられます。

やればやるだけ、歌と共に耳もこえてくるので、どんどんと疑問が出てきます。
それは自然なことです。その度に迷ったり、立ち止まったりせず、すぐ解決するのでトントンと進み上達への近道となります。

スクールのメリット③人脈や交流をもてる、情報などがゲットできる

スクールなら歌好きなレッスン生や講師陣、スタッフと交流が持てます。プロを目指す方なら、そういったプロへのサポートや相談を受けられるのも大きなメリット、趣味の方でもお家で出来る自主練法や音楽の情報などを得ることができます。
またスクール開催のLIVEイベントなど新しい目標ができたり、新しい音楽仲間などの楽しみが増えますね!それがまた歌を上達させるモチベーションへと繋がります。

スクールの一番のデメリットは【お金がかかる】

ここが避けては通れない一番のデメリット、お金がかかります。
ボイトレスクールは殆どが月謝制のスタイルとなっており、月謝の相場は以下の通りです。

全国主要ボイトレスクールのレッスン料月謝相場

ボイトレスクールの月謝は決して安くはない費用です。
個人経営のスクールなど探せばもっともっと安いところはあるかもしれません。
でも、品質はどうでしょうか。安いには安いだけの理由があります。

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スクールに通うなら、お金を払ってしっかりと歌の上達を望むわけですから、やたらとケチる意味はないですよね。

独学の2つのメリットとデメリット

独学のメリット①お金がかからない

スクールのデメリットが独学の最大のメリットとなります。
自宅にインターネットがあって、それを見るPCやスマホなどがあれば、最近はたくさんの有益な情報も無料で見ることが出来ます。為になるYoutube動画も溢れています。
必要な書籍や練習する為の場所、カラオケやレンタルスタジオ代くらいしかお金がかかりません。

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レッスン代以外にも往復の交通費などがかかるスクールと比べると圧倒的にコスパがいいですね!

独学のメリット②自分のペースでできる

自分の気の向いたときに、内容・時間・場所に縛られることなく独学できます。
スクールの場合、月の回数や日時があらかじめ決まっている為、自由ではありません。
またカリキュラムやトレーニングの順序なども講師の意向が入ってきます。
それに比べ、独学であればマイペースに今、やりたいことを好きなだけ、気を使う事なく、することができます。

独学の最大のデメリット【間違いに気付かない】

歌の上手さの基準は「音程やリズムの正確さ」「声の良さ」「声の大きさ」「テクニックの有無」「好みのジャンル」など人によって大きく異なります。独学をするということは自分基準でしか図れない為、選択する教材や情報・そのトレーニング法が自分に不向きであったり、間違っていても気付くことが出来ません。
とても客観的な思考をしていたり、運よく間違いに気付けばいいのですが、間違ったままトレーニングを続けていくと、変な癖がついてしまう恐れがあります。この癖が厄介で例えば半年かけて付いた癖を取るのに、プロのトレーナーを付けても最低1年以上は癖を取るのに時間を要します。
喉への負担が重なって最悪の場合、喉を壊すことにもなりかねないので注意が必要です。

独学vsスクール、ではどっち?

独学、スクールそれぞれのメリットがデメッリトという結果でした。それを踏まえて、あなたに合うのはどちらでしょう?
下記の項目で当てはまるものにチェックしましょう。

あなたのタイプは?
赤い■の✓の方が多かった方はボイトレはスクールで習得するのがオススメ。
青い■の✓の方が多かった方は独学でのボイトレがオススメです。

まとめ

いかがでしたか?ボイトレを独学するのかスクールにするのかのお悩みの解決になりましたか?

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私のオススメとしては、どちらかを選択するのではなく、両方をうまく掛け合わせることです!スクールでプロの講師にみてもらいながらも、いただいたアドバイスを元に独学でも学ぶと両者のイイトコドリが出来ます♪

ボイトレの成果が出て、いち早く歌ウマになりますように!応援しています!