2021.06.22
オーディションって何度受けてもいいの?【歌手になるには】オーディション担当者がお悩み解決!
歌手を目指している方は誰もがチャレンジするオーディション。
レコード会社のデモテープオーディションが良いって聞くけど、期限のない随時募集のオーディションって1回限り?それとも何回もチャレンジしていいものなのでしょうか…。
答えは「はい。」何回も送っていいです。
そして
何なら、何度もチャレンジしてください。
実力のあるアーティストでもデビューするまでに、何度もオーディションに落選して挫折しそうになった、それでも諦めずに挑戦してチャンスを手にした人はたくさんいます。
例えばHMS出身の倖田來未さんもトップアーティストとして活躍する、かつては数々のオーディションに挑戦していた1人です。
というようにオーディションは1回で成功することなんて稀ですので、何度もチャレンジしましょう。
ただし、やり方を間違えると大失敗してしまう場合もありますので、今回は何度もチャレンジする意図とそれを理解した上で、複数回オーディションに挑戦するときのコツをお届けします。
何回も応募した方が良い理由
1回の応募では伝わらなかった魅力が複数回応募することで魅せるチャンスが増えるからです。写真を変えて、選曲を変えて応募することでオーディション主催者から連絡がくるというケースは少なくありません。
また、定期的に応募することで成長を見てもらうのです。まずは覚えてもらい、成長を見てもらう事で信頼にも繋がりますし、興味を持ってもらいやすくなります。
メジャーデビューするということは、莫大な資金をかけて商品化しますのでレコード会社もアーティストと契約するまで時間をかけて見極めます。ですので、オーディションの段階から顔を覚えてもらい、成長をみてもらう事で、チャンスを掴みましょう。
ということで…応募資格を満たしている限り、同じオーディションに何度応募しても、大丈夫です。逆に1度や数回のオーディションでデビューが決まることは稀です。
チャンスを掴むために何度も応募するべきなのです。
だからといって、こんな応募は危険
あくまでも、複数回応募するのは1度で伝わらなかった魅力を届ける為と多くは成長を見てもらう為です。ですから、同じような内容を複数回応募するのは辞めておきましょう。危ないです。
随時募集のデモテープオーディションでは通過しない場合は連絡のないことが殆どです。ですから、届いているのかな?いつ結果が分かるのかな?という不安な気持ちは理解できますが、返答があるほうが稀です。
複数回チャレンジする場合は応募する内容に工夫してちゃんと新たな魅力や成長が伝わるようにすることが重要です。でないと逆効果です。
複数回応募するときのポイント
新たな魅力や成長をみせれるように以下のポイントのように自身に合わせた工夫をして送付しましょう。
選曲をガラっと変える
例えば、バラードで送った次はアップテンポでなど曲調が大幅に変わるとまた新たなスキルや魅力が伝わることがあります。
応募内容を動画に変える
歌唱音源で送った次は動画でアピール、音声だけで聞くのと動画で見るのとは大きく異なるので特にパフォーマンスに自信のある方は動画にしていると良いです。
写真を複数枚添付
通常のプロフィールではバストアップと全身の2枚がお約束ですが、個性や新たな魅力に繋がるような写真があれば複数枚添付して様々な顔を見てもらうのも一つの手です。
応募内容にプラスアルファ
通常の応募物(写真・プロフィール・歌唱)に加えて、例えば作詞をされている方は詩を手添付したり、特別な特技がある方はその動画などがあると新たな魅力をアピールすることができます。
審査員の心理を想像する
自分が審査員の立場ならどんな内容であれば興味をひくのか、審査員の立場になって考えてみましょう。
応募物に工夫する場合は、審査員が管理しやすいように、例えばプロフィールと添付する作詞の用紙サイズを同じ大きさにする。また写真を複数枚添付する場合は写真をバラバラにせず、これもプロフィールを同じサイズの用紙に写真をうまくレイアウトして貼り付けて送ることで審査員は応募物の管理がし易くなります。
そういった配慮も大切なポイントです。
まとめ
というように、いかに成長している姿を見てもらえるかが大切なポイントになりますので、応募物への工夫ももちろんですが、何よりも自分が成長することが必要不可欠です。
今の頑張りが、この先のチャンスに繋がります。諦めずに頑張り続けてくださいね!応援しています!!