2022.09.29

落ちない自己PRを書く為に知っておくべきこと【歌手オーディション】

歌唱のスキルはあるのになかなかオーディションの書類選考にすら、通らない。

その理由はこれ、自己PRではありませんか?

第一段階の応募資料

  • 写真
  • プロフィール(自己PR含む)
  • 歌唱音源や歌唱動画
  • SNS情報

この中に不合格となる要因はあるはずですが、その中でも「自己PR」が要因であることが最も多いです。

もちろん”ビジュアル”や”歌唱スキル”も選考においては重要な指標となります。
ですが、この部分のスキルについては、応募者は重要であることを認識し、より良く写った写真、より上手く歌えた音源を自ら選択しているはずです。

ですが、自己PRに力を入れてる方は少ないのです。
自己PRが悲惨な場合、添付した音源を聞いてもらえないことすら、あり得るのです。

何となく自己PRを書いて応募すると、不本意な結果を迎えてしまうことが多いです。

自己PRの上手な書き方や合格率を上げるコツを学ぶ前に、まずは自己PRの目的を理解することがとても大切です。
この『目的』を理解することで、理想の自己PRを書く道しるべとなります。

自己PRって何の為にある?

「自己PRってどう書けばいいですか?」

よくあるこの質問。
考えてほしいのは、どう書けばいいかではなく、なぜ自己PRを書くのか?
この考えが重要です。

なぜ自己PRが必要なのか?
音楽の業界関係者、スカウトマンは
履歴書にある氏名や学歴、生年月日などの基本項目や写真・歌では汲み取れない部分が知りたいからです。

具体的には
・長所や強み
・性格や人となり
・目指すもの、価値観
これらを含めた、あなたの”特徴”を把握したいのです。これが自己PRの目的です。

ですから、自己PRでは、しっかりと”特徴”を審査員に知ってもらい『この人に会ってみたい』と興味をもってもらえるようなアピールが必要なのです。

自己PRに盛り込むべき3つのポイント

実際にどんなことを盛り込むのか、考えるときに『自分には驚かれるような実績や経験がない』と悩まないでください。
大きな出演実績や海外留学など華やかな内容でなくても大丈夫です!!

審査員が知りたいのは「結果」ではなく、経験を通してわかる人柄や物事への考え方、今後必要な能力があるのかどうかです。
これらを知るには、日頃の小さなエピソードからでも
充分汲み取ることができます!

1、これまでに経験したこと

まず、これまでにどんな人生を歩んだのか?どんなクラブに入って、何をするのが好きだったのか?バイトは?自分では大したことのない経験でも、自分のプロセスを書き出してみましょう。

その上で、自分がそこで務めた役割や、出した成果などがあれば明確にしましょう。

それから、その役割や成果につなげるために、どんな工夫や頑張りをしたのか、どう感じたのかも思い返してみましょう。

↪ここで審査員は、あなたの性格や特徴・人としての”強み”を知ることができます。

2、何ができるのか

1でのプロセスの経験から得たスキル、自分にできることを具体化しましょう。
歌やそれ以外の特技なども全て書き出します。
歌に関わる、楽器スキルや作詞・作曲などのスキルは審査員が最も欲しい情報になります。
最近は、マルチの時代ですので、歌と関係なくても、話題性の高いトピックがあれば興味をもたれます。

↪ここで審査員は、音楽や歌のスキル・芸能で活かせるネタを知ることができます。

3、今後の展望

1のプロセスで得た、2のスキルを、今後どう活かしていきたいか?さらにどんな強みを広げていくのか?自分の可能性についてを伝えましょう。
「~したい」といった希望だけでなく、その意欲の裏付けとなるように具体的に書くことが重要です。

↪ここで審査員は、あなたの夢や可能性、今後の期待度を計ることができます。

まとめ

ということで
今回は落ちない自己PRを書く為に知っておくべきことをお伝えしました。

なんとなく、分かったような。。
でも、何から書けばいいのか??とモヤっと感が残るあなた!

次回はこれを踏まえて、実際に書き出していきましょう。
改めて、自分を知るきっかけにもなります。

次回を、お楽しみに!!