2022.09.30

落ちない自己PRにする為にまず、やるべきこと。【歌手オーディション】

自己PRを書くとなると、みんな最終形のかたちをいきなり書こうとします。
はじめから、まとめようとするから難しいのです。

意外と自分のことを自分で把握できていない部分もあるので、まずは自分を知ることから始めます。

色んな引き出しをあけて、まずはたくさん書き出し、それから絞っていくことで内容の濃い『落ちない自己PR』となるのです。

今回は『書き出す』という作業をしましょう!!
次の6つのステップの順に考え書き出すことで、自己PRになりうる”強み・特徴”を探すことができます。
まずは自分の引き出しを確認していくステップを紹介します!

自己PRの可能性を広げる6つのステップ

STEP1、自分の”強み”をとにかく書き出す

あなたの性格や特徴・人としての”強み”を伝えるためにまず、ここでやってほしいのは、自分の強みになるかも!と思いつく限りの全てを書き出してください。箇条書きでいいです。

深く考えずに、たくさん書きだす作業をしてください。
明確な根拠も要りません。

【例】
「粘り強い」「継続すること」「好奇心旺盛」「誰とでもすぐ仲良くなれる」など・・・。

STEP2、”強み”と感じた理由を考える

ステップ1で書き出した強み、何故それが強みだと思ったのかを考えていきましょう。
更に掘り下げることで、書き出した”強み”の中から自己PRに使えるかどうかを判断することができます。

何故?と考えるときに意識すべきなのが、具体的な回答です。
何故?と聞かれて「〇〇が好きだから」「△△にそう言われたから」といった返答は抽象的であり、信憑性に欠けます。

『〇〇した時に、△△と思い、□□をすることで××だったからです』とこのような論理的な組み立てて、具体的な回答が必要です。

このような回答ができない”強み”は、自己PRに使うことは困難です。

具体的な回答があることで、相手にイメージしてもらうことが出来ます。
ステップ1で書き出した強みの理由を探していき、具体的な回答ができたら自己PRに使える、回答が出来なければ、その強みはここで脱落です。

STEP3、強みにエピソードを添える

ステップ2の強みにより信憑性を与えるよう、エピソードを探しましょう。

エピソードの考え方は、難しく考えず、自分の体験談を書くのがコツです。

必ずエピソードは存在します。強みの根拠が『〇〇した時に、△△と思い、□□をすることで××だったからです』という場合、〇〇した時にが体験した時のことですよね!

その体験談を辿ればいいのです。
どんな体験だったのかを具体的に書き出します!!

STEP4、自分に”出来ること”を書き出す

それでは、音楽や歌のスキル・芸能で活かせるネタについても、書き出していきましょう。

  • 趣味
  • 特技
  • 楽器経験
  • 作詞・作曲経験
  • ダンス経験
  • 語学力
  • これについては、凄く詳しい!!
  • 持ってる資格 などなど

とにかく、自分は人より得意だと思うことを全て書き出してください。

STEP5、”出来ること”を具体化する

ステップ4で出した、出来ることを具体的に書いていきます。
ステップ2の強みの理由と同じ考えです。
具体化して、信憑性を高めていきます。

【例】

今年からギターを習い始めて、作曲をするようになりました。

↓ ↓ ↓

【改善案】

今年からギターを習い始めて、現在、カバー曲4曲の弾き語りが出来ます。
また、作曲にも興味をもち、ギターで1曲作りました。メロディーとコードのみですが完成したので、これから作詞に挑戦します。

このように、何をどれくらい出来るのかを書くことが大切です。
何か月習ったという期間よりも、何曲今披露できるのか?の方が審査員は知りたいです。
改善案のように〇曲というように数字を出すと、より具体性が出て分かりやすいです。

STEP6、将来の展望・希望を書き出す

将来といっても、近い将来の目標や何年か先の夢など、これもたくさん書き出しましょう。
また、こんな風になりたいという希望も書き出しましょう。

強みを活かして、〇〇になりたい
出来ることを活かして、もっと〇〇したい
など、先に出してる”強み”や”出来ること”に絡めた展望も書き出しましょう。
ここで注意なのが、

【例】

私は歌うことが好きです。お芝居にも興味があり、女優・ミュージカル・舞台・それに声優にも挑戦してみたいです。

このように色々なジャンルに興味をもった方がいます。
学生など年齢が若年層なら、多くの事に興味をもつのはとても良いことです。

ですが、捉えられようで
どれも中途半端なイメージを与えてしまいます。

何にでも好奇心があり、挑戦・トライしたい姿勢があるのと
「何でもいい」のとは、少し違います。

わたしにはこれ!!といった1本、芯を持ちつつ、それに関わることに挑戦し成長したいという方が良いかと思います。

まとめ

というように、以下の手順で

1、自分の”強み”をとにかく書き出す
2、”強み”と感じた理由を考える
3、強みにエピソードを添える
4、自分に”出来ること”を書き出す
5、”出来ること”を具体化する
6、将来の展望・希望を書き出す

まずは書き出す、自分の引き出しを全て出してみましょう。
それからオーディションに合わせて、絞り、まとめ、完成するのです。

いっぱい書き出してみてくださいね!!
それが出来たら、次は絞ります。

次回をお楽しみに!!