2021.04.24
歌手ってどんな仕事?歌手になるために知っておくべき大切なこと
あなたはどんな歌手になりたいですか?またはどんな歌手に憧れますか?
歌手は歌を歌うことを職業としている人の総称です。歌手はいつの時代も誰もが憧れる職業ですね!
歌手にも歌のジャンルや活動の種類があり、それにより呼び名も異なります!
すでに自分のなりたい歌手像が決まっている人も、まだ漠然と歌手に憧れていて自分の方向性が決まっていない方も「歌手」とはどんな仕事なのか知っておきましょう。
歌手とは
歌手と言えば、MISIAや平井堅、あいみょんなどテレビの音楽番組などで歌う歌手をイメージされる方が多いことと思います。
他にもLIVE活動をメインにされている歌手や、メインで歌う歌手のコーラスを担当している方も歌手です。
CMソングを歌う歌手もいれば、歌手に提供するデモ音源の仮歌を歌う、カラオケボックスで流れるガイドメロディやコーラスを担当するなど表に出ない歌手、ホテルやレストランで専属で歌うシンガーなど歌手といっても様々な種類があります。
最近ではインターネットの動画配信を主とする「歌い手」と呼ばれる人たちの活動も増えています。
このように多種多様に歌手の種類があり、プロの活動の幅広さを感じて頂けたかと思います。また歌手という職業には資格や試験もありません。誰にでもチャンスはあるのです。
歌手の種類
歌手として活動する場所、歌う曲のジャンル・発声歌唱法・活動スタイルなど歌手の種類はたくさんあり、呼び名も異なります。
どれかひとつではなく、複合して活動する歌手も多くいます。
ではどんな種類があるのかみてみましょう!
歌手・シンガー・ヴォーカリスト
歌手と言えば連想する、いわゆるTVの音楽番組等に出演する歌手の事をシンガーやヴォーカリストと呼びます。
またその中で楽曲ジャンルに合わせてJ-popを歌う歌手をJ-popシンガー・J-pop歌手と呼びます。
- MISIA
- 平井堅
- 倖田來未
- JUJU
演歌・歌謡曲を歌う歌手の事を演歌歌手
- 氷川きよし
- 森進一
- 五木ひろし
- 坂本冬美
そしてアニメの曲を歌う歌手をアニソン歌手と呼びます。
アニソンはとてもブームで日本の音楽番組でもアニソン特集などが組まれるほどです。
- LISA
- 水樹奈々
- 蒼井エイル
というように同じ歌手、シンガー、ヴォーカリストでも楽曲のジャンルにより区別化され発声法や歌唱法の特徴も異なります。
アイドル歌手
アイドルといえば日本の音楽ビジネスに欠かせない存在ですね!可愛い・綺麗・カッコいいと何といってもルックス(外見)が良い!それに加えて歌えて、振付やダンスなども踊るのがアイドル歌手です。
- AKB48
- 乃木坂46
- モーニング娘。
- NIZIU
- 嵐
- King & Prince
バンドマン
文字通りバンドをやっている。バンドで生計を立てている人。 個人での演奏はあまりせず、決まったメンバーで演奏をすることがメイン。
民謡歌手
民謡とは、民衆の生活の中から生まれ、口承によって受け継がれた歌の総称といわれていますね。日本の地域に伝わる伝統的な音楽です。沖縄県出身のアーティストがJ-popに沖縄民謡のエッセンスを取り入れ沖縄の文化が歌から伝わってくることもあったりしますよね。
声楽家
クラシックの歌曲やオペラを歌う歌手。主にオーケストラのコンサートやリサイタルで歌います。一般的には音楽大学で、声楽家に必要とされる音楽の知識や技能を身につけます。
音楽大学卒業後、声楽家でありながらボイストレーナーとして活躍される方も多いです。
声楽の発声とJ-popの発声は全く別の発声法です。
クワイア(聖歌隊)
教会の礼拝やミサ、クリスマス関係の行事や結婚式などにおいて、賛美曲、聖歌、賛美歌を歌い、神の愛と栄光を称える合唱団のこと。
ミュージカル
ミュージカルとは、様々なストーリーをお芝居と音楽とダンスで表現した演劇。
シーンに合わせて演者が歌い上げる事で、表現する感情が一層引き立ち、見る者の心を揺さぶります。
- 『ラ・ラ・ランド』(2016)
- 『グレイテスト・ショーマン』(2017)
- 『レ・ミゼラブル』(2012)
- 『美女と野獣』(2017)
と思いつくところを挙げましたが、まだまだ他にもあるかと思います。とはいっても言葉の定義なんて人それぞれの解釈だったりする訳で…最近は音楽のジャンルを掛け合わせたり、進化しております。
歌手のスタイル
音楽のジャンルに加えて歌手にも様々な活動スタイルがあります。
歌を歌う専門の歌手以外に、作詞・作曲も自ら行う歌手をシンガーソングライターといい、ギターやピアノなどを演奏しながら歌うスタイルを弾語りといいます。
メインのシンガーのバックコーラスを専門に行うプロも歌手です。
歌手といっても様々なジャンルやスタイルがあり、活動の幅も大きいですね!
歌手になる為に必要なこと
歌唱スキル
歌手として仕事をするのですから「歌唱力」は求められます。
が、歌唱力の基準は人それぞれで、決まった試験や資格はありません。
そして歌手という仕事は聞き手がいて成り立つ職業です。
聞き手に歌を通して楽しさや元気、勇気さまざまな感動を与えます。
果たしてその感動は「歌唱力」だけで与えられるものでしょうか?
音程通り、リズム通り歌えればいい訳ではありません。
声質や感性、ビジュアル、カリスマ性、オーラ・雰囲気といったその人自身の人としての魅力もまた、求められる能力であると言えます。
他の誰にもない「なにか」が必要なのです。
自己観察力
客観的に自分を見れるかどうかも歌手として活躍していく中で大切な要素と言えます。
自分の音楽を貫くのもアーティストらしくてかっこいいですが、スタイルを貫くことと自己満足は全然違います。
よく歌手デビューするには、どんな曲を歌うべきですか?と、どうすべきかを問われるのですが、まずは自分には何ができるのか?自分の声はどうなのか?と自己分析してみましょう。
自分の曲や歌、自分自身を商品として捉え、売り出していく為の自己観察を行い、自信を高めていきます。
それから周りの意見に耳を傾ける柔軟な対応も素敵な歌手になる為にとても重要なことです。
では、どうやって歌手になるのか?こちらの記事をご参考ください。
まとめ
ここまで歌手についての基礎知識をお伝えしてきましたがいかがでしたか?
歌手になる為に確実な方法はありません。それでも現在「歌手」として活動されている歌手も初めは皆さんと同じく無名でした。
歌手の種類やスタイルはたくさんあることを知ってもらいました。それだけチャンスもあります。
あとは自分で行動するだけです!歌が好きという気持ちを忘れず、歌手という夢へ一歩進みましょう!応援しています!