2021.05.02

オーディションで失敗しない!選曲のコツ【歌手になるには】歌手志望の方必見

歌手のオーディションにおいて気をつけるポイントはどんなところでしょうか。
ボーカルオーディションの悩みのタネになるのが「選曲」です。歌う曲を選ぶときは、とても迷いますよね。

選曲をする時に意識しておいた方が良いことや、審査に通過するためのポイントなど、歌のオーディションに参加する上で知っておくべき知識やするべき行動をご紹介します。
実際、選曲における間違いが原因で、オーディションが不合格になる人はとても多いです。
特に何も考えず軽い気持ちで曲を選ぶと、高確率で失敗します。
実際に審査員から聞く情報も含めてオーディションで失敗しない選曲のコツを解説します。

オーディションの特性をつかむ

合格を決める決定権があるのは、あくまで主催者側という事を理解しておきましょうね。

オーディション規定を確認する

オーディションにより歌唱曲の規定がありますので、しっかり確認しましょう。まずはルールを守ることが必須です。オーディションの募集要項に必ず記載されています。

  • 課題曲はあるか?
    (曲に指定がある場合、リストの中から選曲する場合、自由に選曲できる場合)
  • 曲数
  • 曲のサイズ
    (1コーラスまたはフルコーラス、または何分以内などの時間指定)
  • カラオケ音源について(自身で用意するのか、カラオケの機種は何なのか)

しっかりとルールを理解し、その中での最高の選曲をしていきましょう

審査のポイントを考える

オーディションが何を目的としたものなのかも考えましょう。
いくつか例を出してみましょう。
TV番組の歌ウマ出演権をかけたオーディション
TV番組は視聴率が求められます。視聴者からの認知度が高い曲が良いでしょう。自分が視聴者だとしたら、知らない曲より有名で知っている曲を歌ってるほうが良いですよね!
歌手の原石を求めた新人発掘オーディション
仕上がりよりも 個人の声質や雰囲気、今後光りそうな素材を求めています。自身の声質やKeyに合った曲、キャラクターに合った曲調が良いでしょう。
既に活動しているグループの追加メンバーオーディション
イメージに合う人を求めています。そのグループの楽曲や似た活動スタイルのアーティストの楽曲が良いでしょう。

自分の特性を把握する

審査員に興味を持ってもらうために、自分の売り出しポイントを把握することはとても重要です。これらを把握することでオーディションで失敗しない為の曲選びが楽しくなります。

憧れる、なりたいスタイル

どのようなスタイル・ジャンルの歌手になりたいですか?自分の希望や憧れを今一度整理してみましょう。

  • ダンスミュージックなど歌って踊るユニット
  • 楽器を演奏しながら弾き語るシンガーソングライター
  • バンド活動を主体としたロックシンガー
  • 愛の歌を歌うバラ―ド

になりたいなど理想のスタイルを考えます。

声の特性・声質の強み

自分の声の売りはどこでしょう。一番の聴かせどころを自己分析します。

  • 中音域の暖かい声質と安定感に自信がある
  • 高音が澄んでキレイ、伸びがよい
  • 少しハスキーで低く落ち着いた感じの声

など自分にしかない、声や歌の強みはどんなところなのかがとても重要です。

自分の雰囲気・キャラクター

自分の醸し出している雰囲気やキャラ、どんな個性がありますか?
「個性」と言うと、わざと奇抜なことをしたり、わざわざ人と違った行動をする人がいます。ですが、目立っていたり・変わっていたら個性という訳ではありません。個性とは『自分らしさ』です。
自分の特有の性質で無理に演じたり、自分の外側にあるのではなく、自分の内側にあります。

たとえば話し方や考え方や価値観も人それぞれ違います。
性格も真面目だったり、おっとりしていたり、逆にせっかちだったりと…一人一人違います。その人本来の性格「自分らしさ」が個性です。

無理に個性を出そうと奇抜なファッションをしても、それは個性的ではありません。
自分が好きで着用していて気分がよく、ありのままの自分を表現した結果、目立つなら個性的なファッションと言えるでしょう。
個性の意味をきちんと理解し、自分の本当の個性を自己分析しましょう。
周りのお友達に聞いてみてもいいですね!

選曲のコツ

オーディションの特性とあなたの強みを把握したところで、これを選曲に生かしていきましょう。オーディションのルールの中から以下のポイントに気を付けて実際の選曲をしてください。

性別があなたと同じ歌手を選択する

男性と女性かによって声のキーが違います。出来るだけ同性の歌手の曲を選びましょう。

理想スタイルがイメージできる曲を選択

あなたの理想が反映されている曲が良いでしょう。なぜなら例えば、「歌って踊りたい」人がバラードを歌っても審査員はイメージし難いですよね。あなたが目指している形を伝えられる曲の方がイメージして貰いやすく審査にも有利になるでしょう。

自分の声質・音域に合った曲を選ぶ

自分の声質を引き立たせることができる、最高の曲を選ぶべき。自分の声の強みが多く現れる曲、自分のKeyに合った曲を普段から探すようにしておきましょう。

つかみのいい曲を選ぶ

オーディションではフルコーラスの全ては聴いてもらえないもの。歌の初めから声の強みが現れる曲やサビだしの曲などつかみのイイ曲だと印象もよくなります。

好きな曲、自分のテンションの上がる曲を選ぶのが良い

ここまで曲の選び方をお伝えしてきました。これらの条件を満たす曲の中から、最も好きな曲、自分が歌っていてテンションの上がる曲を選ぶと良いです。
好きな曲だと気持ちも入りやすく、モチベーションも上がります。ですので、なるべく好きな曲を選びたいですね。

初心者でも大丈夫!オーディションの探し方・選び方【歌手になるには】

審査員からよく聞く声

審査員の方からよく聞く声は、選曲で有利なのはアップテンポです。
ほとんどの方がバラードを選曲されるので、上手なバラードはもうたくさん聞いているのです。逆にアップテンポや個性的なリズムの曲を歌えるスキルがあると興味が沸くとのことでしたよ!
また、歌声に興味を持つと、他にどんな曲が歌えるのかな?どんなオリジナル曲があるのかな?と他の曲も聞きたくなります。突然、もう1曲とふられるパターンもありますよ!
オーディションでは念のために複数曲準備しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?オーディションの選曲次第で合格率が大きく左右します。
まずは自己分析でしっかりと自分のアピールポイントを整理して失敗のない選曲でオーディションにチャレンジしてください。応援しています!