2021.06.06
カラオケでの高音のコツは口笛にあった!プロも使う口笛練習で高音のモテ声を手に入れる。
ボイトレスクールの無料体験レッスンに来られる方へのアンケートで自分の歌(声)で良くしたい所、改善したい所の集計結果です。
断トツで皆さん「高音」にチェックをされていることが分かります。それだけ高音を出せるようにしたいのです。
それと同時に歌の上手さの条件として高音へのニーズが非常に多いといえます。
では、何故高音って難しいのか?高音が出難いのか?高音へのお悩みの原因や要因は様々なことが憶測できます。
✔よくある高音が出難い理由
- 身体や喉全体が力んでいる為
- 声帯の状態が高音の準備になっていない
- 空気の流れが悪い
- 腹式呼吸を意識しすぎている
- メンタル的な要因
- 姿勢が悪い
- ちゃんと息を吸えていない
などなど、いくつかの要因が絡み合って高音発声を妨げています。
もちろんこれらの要因に適した改善法やボイトレで高音は出てくるようになりますが、自分で簡単にできる練習法として「口笛」をオススメします。口笛は高音のヒントになりますので、今回はその口笛を使った高音克服法をお教えします。
高音をイメージできる「口笛」
高音を出すうえで「自分の高音のイメージ」を持つことが大切です。
ボイトレスクールに通われる生徒さまで高音に苦手意識のある方を対象に一度レコーディングをして音程を修正するプラグインで自身では発せない音階の高音に修正して、その音を聞いてもらってから歌ってもらうと、実際高音が出るようになることが非常に多いです。
つまり自分の理想の声(高音)を聞くことで、高音が出るイメージが出来て実際に発声できるようになったということです。
ですが、個人で中々レコーディングして音程修正することは困難ですので「口笛」を使って自分の高音をイメージしていきたいと思います。
ということで口笛を吹けますか?
口笛には高音のヒントだけでなく発声のときに意識したいことのヒントもたくさん隠されているので是非トライしてみましょう。
口笛世界一、実力派シンガー竹中雄大
大人気バンドNovelbrightのボーカリスト、竹中雄大は口笛の世界大会で優勝する実績を持っています。
Novelbrightは言わずと知れた「高音」が魅力のバンドです。口笛がハイトーンヴォイスの源と言っても過言じゃないですね!
「口笛」のコツ
口笛は息の流れが不安定だと途切れてしまうので強くなくていいので、吸った息を細く長く一定量を出すようにしましょう。
口笛に最も重要なのは、舌先の正しい位置です。それは下の前歯の裏側、歯と歯茎の境目に舌先を着けましょう。舌全体を押し付けるのではなく、舌先を優しく密着させる感じです。
舌の位置をそのままに、唇を狭めて息を吹く形を作ります。う(u)というよりは、ゆ(yu)と発音するイメージのほうが自然な唇の形になると思います。
その状態で息を吹いてみて、ピーという笛の音がなるかどうか試します。
鳴らない場合
- ささやき声で「ひゆう」と言いながら鳴らしてみて下さい。
- ちょっとずつ唇を動かしたりしながら音の鳴る位置を探ってみてください。
- 唇は力み過ぎてませんか?
口笛が吹けたら、高音のメロディーを口笛でうたう練習してみましょう。
口笛で出来てきたら実際の声にして歌ってみましょう。
コツは掴めてきましたか?
口笛を使ったボイストレーニングは実際にプロの世界でも使われています。何日か続けて挑戦することで習得できるようになりますので挑戦してみてください。
まとめ
高音を出すには少し勇気が要りますよね!頑張りすぎてしまって裏返ったらどうしようとか、勢い付けすぎてとんでもない方向に飛んで行ったら…と考えれば考えるほど出すのに躊躇してしまい結果、高音苦手となるわけです。
まずは、口笛で自分の高音をイメージできると気持ちも楽に高音トライできると思います。
口笛世界大会とまではいかずとも、口笛楽しみながら練習してみてください。応援しています!