2021.07.18

歌が上手い基準って何?歌が上手い人に共通する4つの特徴

『歌が上手くなりたい』と思ってる人は全国にたくさんいると思います。また人の歌を聞いて、上手いなぁと感じることもあります。が、人に『歌が上手い』と思わせる、その正体は一体何なのでしょうか?

世の中にはたくさんの歌があり、ジャンルやアーティストにより特徴や個性がそれぞれです。そのように「歌」の上手さに基準はありません。
ですが、好き嫌いは別として、歌が上手いと言われる人には共通した特徴があります。
今回は、歌の上手い人達に共通する4つの特徴をご紹介します。

歌が上手い人に共通する4つの特徴

1.声がいい(自分の本当の声で歌っている)

「歌がうまい」と言われる人は、総じて「声がいい」です。歌手のファンにその歌手の好きなところは?と聞くと殆どの方が「声」が好きと答えます。というように、意外とテクニックを超えて『声』は重要だと言えます。
そして、ここでの『声がいい』は「自分の本当の声」ことです。歌う時に無理に加工してしまっていたり、自分の声の源の場所を勘違いして発声したり、喉に負担をかけた声ではなく、それぞれが持っている自分の素直な声(本当の声)がいいのです。

ワンポイントアドバイス

身体が力んでいると声が素直に発声できません。身体や表情をリラックスさせて歌うと良いです!

2.リズム感がいい

意外と軽視されがちなリズム感。かなり重要な要素です。
仮に音程がよくてもリズム感が悪いとしっくりこない、違和感を与えてしまいます。バラードを歌うと上手いけどアップになると急に下手になる、そのパターンです。
通常、歌をリズムに合わせるので精一杯になってしまいますが、歌の上手い人はこのリズムと遊ぶことが出来ています。
このリズム感が優れている場合、多少音程が不安定でもハマって聴こえるのでリズム感を味方につけると良いです!

ワンポイントアドバイス

曲を覚えるときにメロディではなく、できるだけ演奏のドラムやベースなどリズムを司る低音帯に耳を傾けましょう。何度も繰り返し聞いて、その曲の波を掴むことがリズム感を身に付けるポイントになります!

3.空気の流れがいい

声は肺に取り込んだ空気を吐き出すときに「声帯」を振動させることで「声」となります。その声帯の振動を止めることなく振動させ続けながら歌うことが、歌の上手さ、安定感につながります。その為「空気の流れ」は非常に重要です。
歌の上手い人は空気の流れが大きく安定しています。吸うべきところで、肺に多くの空気を入れて、腹式呼吸や時には胸式呼吸で空気の流れをコントロールしています。

ワンポイントアドバイス

歌手がどこで息継ぎしているかを確認して、息継ぎの場所をマネしてみましょう。息継ぎから息継ぎまでの間は空気を出し続けて歌うのがポイントです!

4.抑揚がある

歌の上手い人は抑揚や緩急があります。
ただ音程通り、ただリズム通りではありません。この抑揚で人の心に感情や想いなど訴えかけることが出来るのです。

抑揚というと難しいテクニックのように感じてしまいますが、日常の会話で自然に使っています。「ありがとう」という言葉でも、近くにいる人に言う時、遠くの人に叫ぶような時、照れながら、ありがた迷惑の時、人によって場所によってシチュエーションによって知らず知らずのうちに音色や声量を変えて発しているのです。

これらの抑揚を歌の上手い人は音色や声量などの抑揚で感情表現し、感動を与えています。

ワンポイントアドバイス

歌詞を読んで、歌詞の世界を理解する。それから声の強弱を意識して歌ってみましょう!

まとめ

いかがでしたか?
歌の上手い人に共通する4つの特徴を紹介しました。
「歌がうまくなりたい」と思ってるあなたは、この4つの特徴を意識して練習してみてくださいね!応援しています!!