これまで数多くのオーディション相談を受けておりますが、今だ後を絶たない危険なオーディション。

合格者に対して「事務所登録費」「レッスン費」「宣材写真の撮影費」などといった金銭の要求をするとても悪質なオーディションはネットやSNS広告の中に多く潜んでいます。

オーディションに応募をして、合格それから契約というものは自身の将来を決める選択となります。自身にとって誤った選択をしてしまうことで想像以上の金銭や期間、そして精神までを失ってしまうことになりかねません。

自分で納得した道を歩むためにもオーディションへ応募する際にはしっかりと下調べし見極めましょう。
それでは見極める秘訣をお届けします！

タイトルに騙されない

オーディションに関わらず、タイトルやキャッチコピー、アイキャッチというのは人の心を惹きつけるものです。いわゆる「煽り文句」が使われている場合が多いですので、これだけを信じるのは避けましょう。

歌手オーディションでよくあるのが、
『○○ミュージックからデビュー』と大手レコード会社の名前が使われている

このような大手レコード会社の名前が使われている、だからと言って、信じ切ってしまわないようにしましょう。
中にはこれらのビッグネームを勝手に使用しているだけの場合もあります。

大手レコード会社の公式HPには殆どの場合、オーディション情報のページがあります。
正式なオーディションの場合、レコード会社も力を入れる為、自社のサイトで宣伝することでしょう。
一度、レコード会社の公式HPにそのオーディション情報が記載されているかを確認しましょう。

主催会社を調べる

インターネットの広告など最近では個人でも簡単に作れます。オーディション応募後のトラブルを回避するためにも『会社』が主催しているオーディションを選ぶようにしましょう。

また、ちゃんとした会社だと公式HPがあり会社概要も掲載されています。
オーディションの主催会社の会社名をネットで検索して公式HPを確認しましょう。

口コミを参考にする

最近はネットで簡単に調べられる時代です。オーデイションを見つけたら、『オーデイションタイトル」や「主催者」で下調べをして口コミを確認しておきましょう。

こんな場合には注意が必要です。

①悪い口コミがとても多い

他応募経験者の悪い口コミがあまりにも多い場合は見ての通り、評判が悪いと言えるでしょう。『合格者が多い』『金銭の要求があった』『契約で揉めている』このような悪い口コミが多いと心配ですよね。

②口コミや情報が殆どない

目立つタイトルで応募者を煽っているにもかかわらず、口コミなどの情報が少なすぎるのも注意が必要です。悪徳業者は悪い口コミで溢れてしまわないようにオーデイションタイトルや社名を定期的に変えて実施している場合があります。これも疑いましょう。

③良い口コミが目立つ

ブログ記事のようなページが多く存在する、またその内容が最終的にそのオーデイションを推奨するような記事が多い。この場合はオーデイションの主催者または関係者が記事を書いてる可能性があります。

まとめ

というように、オーデイションを見つけたら

• タイトルに騙されない（それが本当か疑う）
• 主催会社について調べる
• 口コミを参考にする

この3つは最低限下調べしましょう。そうすることで、危険なオーディションを避けることが出来ます。
バイトや仕事を探すとときでも、どんな仕事内容で、場所はどこなのか、給料等の条件、これらを確認しますよね！それと同じです。自分が挑戦するオーディションならしっかりと下調べして下さいね。応援しています！