2023.03.22

一本調子から脱却!歌の緩急と抑揚をマスターするためのポイント【歌うまになる方法】

歌唱力を向上させるためには、緩急や抑揚をうまく使うことが重要です。

音程はだいたい合っている、リズムもズレていない。
なのに、なんだかパッとしない…。

こんなことありませんか?

HMSでは数万人(もはや数えきれない…)を超える方の歌唱を聴いておりますが、
このタイプめちゃくちゃ多いです。

実はプロ歌手へと育っていかれる方の初回の印象を思い返したら
音程、リズムは甘いのに緩急と抑揚のセンスを持っている!と感じることが多くありました。
※緩急と抑揚はとても重要であるということです。

今回は歌の緩急と抑揚をマスターするためのポイントを紹介します。
これらの要素を取り入れ、一本調子から脱却し、表現力豊かな歌を歌えるようにしましょう!!

ポイント1:リズムとフレージングを理解する

歌に緩急や抑揚を加えるためには、まずリズムとフレージング(息継ぎ・息使い)を理解することが重要です。
歌のリズムに合わせて、適切なタイミングで緩急や抑揚を加えることで、自然な表現が生まれます。

曲のリズムの波を掴む

  • 8ビート?
  • 16ビート?
  • 3拍子?
  • 6/8拍子?
  • シャッフル?
  • 3連やシンコペーションがアクセントになってる

歌う曲のベースのリズムを確認しましょう。
波の流れを掴んでいないと、上手くサーフィンできません。

曲のリズムが変わると、ボーカルの強弱の場所も変わります。
全体のリズムを身体で感じることからはじめましょう。

息継ぎをきめる

リズムに自然に乗れるようになったら、息継ぎの場所と息継ぎのパターンを決めましょう。

ポイント2:歌詞の意味を把握し、感情を込める

歌詞の意味や感情を理解し、それに応じた抑揚を加えることが大切です。
感情豊かに歌うことで、聴き手にもその感情が伝わり、歌の魅力が引き出されます。

ポイント3:音量のコントロールを習得する

緩急や抑揚を効果的に使うためには、音量のコントロールが重要です。
静かな部分やクライマックスで音量を調整することで、歌のダイナミクスが向上し、表現力が豊かになります。
しっかりとしたボイストレーニングで様々な音量で歌えるように練習しましょう。
この時、吐き出す息の量で、声量をコントロールするのではなく、声帯の振動や声色でコントロールすることが大切です。

ポイント4:様々な歌唱テクニックを取り入れる

ヴィブラートやファルセットなどの歌唱テクニックを練習し、状況に応じて使い分けることが大切です。
これらのテクニックを駆使することで、欲しい時に、欲しい声を出すというコントロールができて、歌の表現力が向上します。

ポイント5:他の歌手の歌唱を参考にする

他の歌手の歌唱を聞き、緩急や抑揚をどのように使っているかを分析しましょう。
ポイント3と4はプロ指導のもとでないと、なかなか難しいですが、これは独学でも可能です。必ず取り入れましょう。

  • 息継ぎの場所から吸い込む量
  • 顔の角度、口の開け方
  • どの場所を強く?
  • どこで声色を変化させているのか?

などなど細かいところまで徹底的にパクる、TTPして自分のスキルに取り込みましょう。
自分の歌唱スタイルに合った表現方法を見つけ、練習に取り入れることが役立ちます。

まとめ

一本調子から脱却し、緩急や抑揚をマスターすることで、歌の表現力が大幅に向上し、より感動的で豊かな歌唱になります。これらのポイントを意識して練習に取り組むことで、自分の歌唱スキルを確実に向上させることができるでしょう。
継続的な練習と挑戦を通じて、一本調子の歌から脱却し、独自の魅力ある歌声を持つ歌手になりましょう。
応援しています!!

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