2021.11.05

歌手になるには20代前半がリミットって本当?【年齢関係なく歌手を目指す2つのポイント】

歌手に興味がある方の悩みの種として出てくるのが『年齢』です。

長年育成の現場に携わっておりますが、相談を受ける中で非常に多いのがこの年齢のお悩みです。

  • 若くないと歌手デビューは出来ませんか?
  • オーディションの年齢制限が20代前半まで
  • 何歳で諦めるべきですか?
  • 30歳から歌手を目指すのはおかしいですか?
  • 適齢期は何歳ですか?

こういった類の質問、相談があります。

結論、何歳でも問題ありません。
歌手を目指すのに、また歌手活動するのに年齢は関係ありません。

ですが一方で、『歌手を目指すなら20代前半がリミット』と言われることもあります。
今回は、そのように言われる理由と年齢関係なくプロ歌手を目指していくポイントをお届けします。

『歌手を目指すなら20代前半がリミット』と言われる理由

昔から歌手デビューへの王道ルートとしてあるのが「メジャーデビュー」。
歌手と言えば殆どの人がこのメジャーデビューをイメージすることと思います。

この類のメジャーデビューをするには、大手プロダクションや大手レコード会社が主催するオーディションで『素質』のある新人を発掘し、数年間育成します。それから華々しくデビューとなります。

  • 発掘からデビューまでに育成期間が必要なため数年かかる
  • 育成するのに若い方が導きやすい(癖や偏った考え、思考がない為、プロデュースし易い)

これらの理由から『素質』を発掘するオーディションでは年齢を15歳~24歳以下としているものが多いです。

このデビューへの道のり、オーディションのイメージが世間でのデビューイメージとなる為、『年齢』への不安を抱える方が多いのです。

もちろん、今でもこの流れのデビューはあります。
ですから、20代前半までの方が受けられるオーディションが多いのは事実です。
ですが、オーディションはあくまでも歌手デビューする方法の1つに過ぎません。歌手デビューするのには様々な方法があります。次は年齢関係なく歌手デビューを目指すポイントをお話しします。

年齢関係なく歌手デビュー目指すポイント

『素質』ではなく『実力』を認めてもらう

上記のデビューの流れはあくまでも育成期間を設けたタイプです。
育成期間が短縮できるような『実力』があれば年齢を気にする必要はありません。

現に最近の音楽業界スカウトマンは歌手養成スクールと連携して新人歌手を発掘するケースが増えています。すなわち、歌手養成スクールで既に実力をつけた人を探しているのです。

スカウト側からしても、育成期間に時間を要してしまうとコストも嵩みます。
歌手養成スクール等ですでに「実力」を付けていると育成期間も短く、コストもかからず一石二鳥ですよね!

というように、素質ではなく、すでに実力があれば歌手デビューのチャンスに年齢関係ありません。

『実力』をつけて『実績』をつくる

育成期間等を考慮して年齢制限を設けていますが、本来音楽業界が求めているのは「若い人」ではなくて「売れそうな人」です。

実力がつけば、様々な方法で「実績」を作ることができます。
学生に比べ成人後は工夫次第で音楽活動が可能になります。LIVE活動をはじめ、近年ではSNSの普及により更に発信しやすい環境にあります。
そこで「実績」をつくれば、音楽業界関係者の目にとまるチャンスが急激にあがります。

LIVEを観てくださるお客様やSNSでのフォロワー、あなたのファンを増やすことで「実績」となります。
「実績」があれば音楽業界のスカウトマンからも「売れそうな人」として手が挙がります。

まとめ

今回は歌手を目指す上で気になる「年齢」についてお届けしました。
今でも年齢制限のあるオーディションがあるのは事実ですが、歌手を目指すのに年齢は関係ありません。

せっかくの夢を年齢だけで諦めてしまわないように

  • 「素質」ではなく「実力」を認めてもらえるようにする
  • 「実力」をつけながら「実績」をつくっていく

そうすることで年齢に囚われることなく歌手を目指すことができます。
ということで、年齢関係なく音楽を続けてファンを増やして下さいね!応援しています!