2021.04.30

受ける前に知っておくべきオーディション必勝法

歌が好きな方、歌に自信のある方、もちろん歌手を目指している方は夢に向けてオーディションにチャレンジしてみたいですよね!
オーディションを受けてみたけど中々合格しない方、そもそも書類選考すら通らない、そんな人たちにある足りない共通点があります。
オーディションに応募してみたいけど、どうやって応募するのか分からない方、オーディションに不安がある方もオーディションとは一体どんなものなのか、ここではオーディションを受ける前に知っておくべきオーディションの必勝法をご紹介します。

オーディションとは

歌手を目指す方で、歌手養成スクール等に通っていない方はオーディションにチャレンジするのが近道です。
オーディションと言っても様々な種類があります。

  • 既に活動しているユニットの追加メンバー募集のオーディション
  • まだ実績やスキルもないけれど素質や原石を求めた新人発掘オーディション
  • 映画○○の主題歌や合格後歌手デビューが約束されている歌手デビューオーディション
  • テレビ番組の出演権をかける出演オーディション
  • 劇団などに入学する為のオーディション

自分がどうなりたいのか?をイメージしながらオーディション選びをすると良いです。
選び方が分からない方は、こちらの記事をご参照下さい。

初心者でも大丈夫!オーディションの探し方・選び方【歌手になるには】

また中にはオーディション商法といって、合格後金銭が発生するものもありますので、注意は必要です。

オーディションの流れ

様々なオーディションがありますがオーデイションの流れはほとんど同じスタイルです。
応募は郵送かWeb応募で履歴書や歌唱動画などでの1次審査、通過した方がようやく2次審査で直接審査員の方の前で歌唱等の披露ができます。規模が大きいものだと、その後も3次審査へと徐々に絞られていきます。そして最終、合否通知です。1次審査で不合格の場合は連絡のない場合も多いです。

1.書類選考(郵送またはWeb応募)

一番最初の関門です。第一印象を決める大事な選考になります。
ここを疎かにするのはとてももったいない、必要な応募物にいかに第一印象良く、自信の個性や魅力ポイントを詰めることが出来るのか、重要なポイントです。

写真(バストアップと全身)
出来るだけ身体のラインが分る服装で撮影しましょう。体型や足の形などを踏まえて、自分に似合う服装を見つけられると良いです。同じスカートでもタイトやフレア、台形などの形や丈感で全然違ってみえますので似合う形やサイズを常日頃からファッション雑誌などで研究しておきましょう。
写真のポーズや向きによって体型の見え方は大きく変わりますので自身の魅力パーツが映えるようなポージングにすると良いでしょう。

履歴書(プロフィール)
字にも性格や人となりが現れます。
雑になってしまわないよう、心を込めて書くことが必要です。また一番難しくて一番大切な自己PR。
自分自身を客観視し、自分の魅力ポイントについてまずは書き出してみましょう。

まずは書類選考を突破しましょう!
きれいな子、かわいい子はたくさんいます。ただそれだけで書類審査に通るわけではないのです。あなたの魅力を100%伝える写真を撮影して、審査員の手を止めさせましょう。

歌唱音源または動画
ここで重要なのは選曲です。中には課題曲があることもありますが、多くのオーディションでは選曲は自身に委ねられます。
自分の一番いい声が映える曲を選びましょう。

2.面談 (質疑応答・実技)

書類選考を通過すると、面談に進むことが出来ます。
ここでようやく、審査員の方と生でお逢いすることができ、実際の歌唱を披露したり、質疑応答の時間があります。面談はオーディションによって一人づつの場合とグループ面談の場合があります。

3.合否発表

書類選考と実技・面談審査が終われば、あとは合否通知、待つだけです。
合格者のみへの連絡で不合格者への連絡はない仕組みのことも多いです。
結果が来て、不合格でもショックを受けすぎないでください。(悔しさのバネで頑張れる場合は別ですが)
最初から合格することは確率的にも非常に困難です。初心者はなかなか書類や審査でいつもの力が発揮できないものです。自分の実力も上げながら、その力をオーディションで失敗することなく発揮出来るよう繰り返しチャレンジしましょう。

オーディションに受かるコツ

オーディションに受かるには実力が必要不可欠です。ですが、実力をオーディションで出し切れていないことが多くあります。
オーディションに受かる方は必ず大切にしている3つを紹介します。

受かるための準備をする

なかなかオーディションに合格しない。それどころか書類審査ですら通らない。そんな人たちの共通点は準備不足の要因が最も大きいです。
まずは第一関門の応募物のクオリティをあげましょう。
オーディションを見つけてからでは締め切り日まで日数がなく、充分な準備期間がもてません。オーディションを探す前から、いつでも応募できる準備をしておくことが大切です。

  • 写真では自分に似合う服とポージングの研究
  • 履歴書では自己PRを充分に考えておく
  • 歌唱音源・動画は自分の魅力を出せる選曲を数曲用意しておく
  • 音質の良いカラオケ音源の準備も大切
    (歌声がよいのに、カラオケ音源の音質が酷く、勿体ないことが多々あります。)

興味を持ってもらうこと、会ってみたいと思ってもらうことが大切
準備の浅さ・甘さは審査員にすぐ分ります

自分をもつ

実技・面談の審査でしっかり自分を表現できるように、自分のことを客観視し、自分というものを持つことがとても大切です。
オーディションでよくある間違いで、オーディションではこう言ったほうが受かりやすいとかこう答えた方が有利…と考える方が多いのですが、そういう考えはプロの審査員にはバレてしまいます。質疑応答に対して抽象的であいまいな応えにならず、具体的で自分を出せるよう日々イメージしておきましょう。

Q.なぜこのアーティストに憧れているのですか?

A.歌詞が好きだから
・・・と抽象的な返答をせず、歌詞のどんな部分に共感できるのか?どの曲のどの部分なのか歌詞に感動した時のエピソードなども返答できるとよいです。

Q.歌以外に出来ることはありますか?

A.作曲を少しづつ独学で勉強しています。
・・・ではピンと来ません。作曲をはじめて何年、今何曲オリジナル曲があります、メロディとコードだけでアレンジはしていません。と具体的に答えましょう。

Q.他の人に負けないことは何ですか?

A.やる気は誰にも負けません。
・・・きっとやる気はみんなあります。なぜそう思うのか?やる気の中でもどういう想いが強いのか?そのエピソードや自分の性格についてお話しできると良いです。

自分の魅力をいかに伝えられるかがポイントになってきますので、自己分析をしましょう。

「自分が感じている魅力」と「他人が感じている自分の魅力」は異なる場合もあるので、自分という人間を客観的に知るためにも、周りに聞いてみると良いかもしれませんね。

審査員の心理を想像する

オーディションは気軽に誰でも応募できます。ですから応募者は非常に多いはずです。
審査員の方はこの大勢の審査を行います。
審査員の心理を想像しながら、準備・応募・実技と挑むことが合格への必勝法です。

多くの人は自分目線でことを進めます

「受かりたい」「頑張ります」「やる気はあります」
という、よくある感じです。
審査員はこのありきたりに飽きています。

一方、チャンスを掴む方は審査員の立場で考えます

数ある書類からどんな書類に目が止まるか?
どんな内容に興味が沸くのか?
どんな写真だと会いたくなるのか?
つまり、審査員が求めているものを考えて、その心を動かすようなアピールをするのです。

同じ人でもこの考え方で書類などを見直すことで結果は大きく変えることが出来るのです。

まとめ

いかがでしたか?
オーディションに関する要点は感じていただけたと思います。あとはどれだけ自分を出せるかが勝負の鍵となります。
オーディション頑張ってください、応援しています!